皆様お元気ですか?
先日次男坊が4歳になり、肩にのしかかるウエイトが1段多くなった管理人Nです(笑)。
…と、無駄話はこれくらいにして。
突然ですが、独身時代によく行ったアメリカ貧乏旅行で、安モーテルに泊まった時の話を少し。
まだ青年だった20代だった頃、南カリフォルニアの小さな町を当てもなくレンタカーで巡る旅をよくしていました。で、ここで泊るのが大体30ドルちょっとくらいで泊ることができる安いモーテル(=Motor Hotel。部屋の前に車を横付けできる類の宿です)でした。
このモーテルっていうのが大体年季の入った建物なのです。室内の壁は何回もペンキを塗り直してあって、表面は塗りが厚くなってなんとなくデコボコに。下手すると照明のスイッチ板にペンキが飛んでたり、中には電気のコンセントの穴の一つがペンキで埋まってて(!)無理やり掃除機か何かのコンセントで貫通させた形跡があったことも。これ本当の話ですよ(笑)。
実はこれはアメリカではごく当たり前のことだったりするんです。映画やテレビで家庭のお父さんがペンキを塗っていて、梯子から落ちてガッシャーン!ペンキだらけ!なんてシーンを見かけたことがありませんか?そう、DIYの精神がしっかり根付いているアメリカでは、家のメンテナンスを自分たちで行う事がとても多いんです。そうして年月を経た住まいは、上に書いたようにペンキが厚くなったり、無垢の床に傷が増えていったりして「古く」なっていきます。でも、それは同時に「家族で暮らした足跡が残っていく」ことであり、「味わいが増していく」ことでもあるのです。
米国HOME
DEPOTではこんなペイントのDIY動画も公開しています。
このように「家族の家を自分たちでメンテナンスし、少しずつ刻まれていく家族の足跡と深まっていく味わいを楽しみながら暮らす」。実は弊社のお客様にもこんなライフスタイルを実践されている方がいらっしゃいます。弊社の輸入住宅を新築されて6年になるI様は、そのメンテナンスの様子と輸入住宅に対する思いをご自身のブログに記されています。
本文からの一文をちょっとご紹介させて下さい。
「ビルトインガレージに惹かれて建てたのはもちろんだけど、自分の家は自分達の手で修理&カスタム。
孫の代まで住めるよう家を大事にするアメリカならではの文化に惹かれて建てたってのも事実です。現に我が家にはそれを実行するべく、ガレージの壁は色無しのウッド仕上げ。内装に関しても樹脂製の既製品はなるべく使わず、殆どウッド+ペンキ仕上げにしております。既製品だと色が剥げる事もなければ基本ノーメンテでOKなんだけど、ウッドにはウッドにしか無い、自然ならではの温もりと、経年劣化を味わえる楽しさがあるのは確か。これも輸入住宅に惹かれた理由です」
これを読んだ弊社社長、「輸入住宅での暮らしを本当に楽しんでいらっしゃる。建てさせて頂いて本当に良かった」と感激しきりでした。
メンテナンスフリーの住まいもいいけれど、自分たちで手入れをして刻んだ家族の足跡、木のぬくもりに満ちて時を経て深まる味わい。家族と同じように時を重ねていく住まいは、何にも勝る財産である。このように考えて弊社はこれからも変わらず輸入住宅を皆様にお届けしたいと思っています。
最後になりますが、I様のブログのリンクはコチラ。ぜひご覧になってみて下さい。
↓
掲載の許可は頂いてあります。
I様、ありがとうございます!
今後ともよろしくお願い致します。
ではまた!
藤岡備建の本家HPは→コチラ
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