2013年10月23日水曜日

アメリカの家づくり in 50's

皆さんお元気ですか?
いつの間にか秋も深まり、台風に悩まされながらも寒い季節へと向かっていることを実感中の特命管理人Nです。

さて、今回はちょっと興味深い映像を見つけましたのでご紹介。
1950年代のアメリカにおける家づくりを紹介した映像です。
おそらく当時の最新技術をルポしたテレビ番組かな…と思われます。
とりあえずお時間ある方はこちらをどうぞ。
ちょっと長いうえに2分割されてますがすみません。
あと、ちょっと音量も大きいのでお気を付け下さい(笑)






いかがでしたか?
映像と断片的に(OH!)聞き取れる英語から察するに、今でいうプレカットに近い技術で(50年代でこれですからはやりアメリカは凄いです)、2×4住宅を工場でコンポーネント化し、現場での施工を合理化するという当時の新しい手法を紹介しているようです。

ここで私が注目したのは、やはりアメリカの家の「テイスト」というのものが今でも当時とほとんど変わらずに受け継がれている、ということです。映像中に家の写真が紹介されていますが、当社で作っている住まいとテイストやデザインコンセプトはほとんど変わりません。

その一方で、建材や建築技術はこの数十年で目覚ましい進歩を遂げていることは言うまでもありません。つまり「変わらぬコンセプトで技術が熟成を重ねているのが現在のアメリカの家」と言えるのではないでしょうか。かく言う当社の社長も、定期的にアメリカに渡って最新の建材事情のチェックを欠かしません。

ヴィンテージもののバイクやクルマ、そして雑貨が似合い、最新の住み心地を約束してくれる住まい。それが藤岡備建の輸入住宅であると考えています。

ではまた!

藤岡備建の本家HPはコチラ


2013年10月16日水曜日

DeWilsというキッチン ~ナチュラル、そしてフルオーダー~

皆さんいかがお過ごしですか?
3年前に最後にロサンゼルスに行った時に買い込んできたTシャツが色褪せてきて、また新しいのを仕入れに行きたいなぁ…などと妄想を膨らませている特命管理人Nです。←行けないけど

さて、下らない話はこの位にして。
今回はお住まいの重要な場所の一つ、キッチンのお話です。

まずは写真をば…




典型的なアメリカの家のキッチンですね。
アメリカ映画やテレビでキッチンのシーンがあったら、ちょっと背景に目を凝らしてみて下さい。きっとこんな感じのキッチンが見えるはず。顔を上げて扉を開けると、コーンフレークの箱なんかが入ってそうですよね。

上の写真は、当社の家づくりで採用している米国の代表的なキッチン・キャビネットメーカーの一つ、DeWils(デウィルス)のキッチンです。1959年の創業以来、ナチュラルな木の風合いが大きな支持を受けています。

ひと目でそれとわかるロゴマーク


DeWils の木製キッチンは、当然ながら有害な物質(いわゆるVOC)を含まず、日本が定めるF☆☆☆☆の認定も受けています。また、木材を多用するDeWils では持続可能な森林計画に基づいた材料調達を実施。地球規模の環境保護にも力を入れています。そして、何と言っても最大の魅力は豊かな木の風合いと様々なキャビネット・デザイン。多彩なカラーバリエーションです。当社のショールームでもカラーサンプルをご用意。木の風合いを残したナチュラルカラーから、木目を残しつつも鮮やかな色合いまで、悩ましいくらいの数の中からお選びいただけます(笑)。




 せっかくなのでもう少し写真を。。




 当社では、DeWils のキャビネットを使い、シンクや水栓金具は使いやすい国産品をマッチングさせています。幅や高さはもちろんお好みに合わせてフルオーダーでつくりあげます。

アメリカの家にはアメリカのキッチンを。あなたの好みのかたち、好みの色で。

DeWilsの本家HPもあります。英語ですが、写真がいっぱい!→ DeWils

ではまた!
段々寒くなってきました。季節の変わり目、皆さんも風邪などひかぬようお気を付け下さいね!


【藤岡備建の本家HPは→コチラ】 

2013年10月9日水曜日

【ガレージで聴くならこんな曲2】 ~LITTLE DEUCE COUPE~ by THE BEACH BOYS

皆さんお元気ですか?
今日はこの映像と曲からご紹介~


聴いたことがある方も多いかもしれません。
あのビーチ・ボーイズが歌った「LITTLE DEUCE COUPE」。その1964年のライブ映像です。
当時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった(と思われる)ビーチ・ボーイズ。
映っているのはオリジナル・フルメンバーという貴重な映像です。
ドラムスの今は亡きデニス・ウィルソンの雄姿!
そして、今もまだ活躍してるブライアン・ウイルソンも若いこと!

何故この曲をガレージで聴きたいか。
その理由は、この曲が"LITTLE DEUCE COUPE"=イカした2人乗りクーペを題材にした曲だからです。

ここでいうイカしたクーペとは?
これです。


1932年型・Ford Coupe。
どこかで見覚えありませんか?
そう、映画「アメリカン・グラフィティ」で街をクルーズしていたあの車です。

日本ではよく2ドアの車を「クーペ」と言いますが、英語では「クープ」と発音します。
DEUCEは「2シーター」のこと。

もちろん、今ではこんな車はなかなか手に入りませんし、手に入ったとしても現代の日本で維持するのは容易な事ではありません。

だから、ガレージの中で皆さん思い思いの車やバイクを整備して、いじって、眺めて下さい。
こんな曲を聴きながら。

当社の家が備える本場アメリカ直輸入のガレージなら、ヴィンテージカーでも、最新のマシンでも、ファミリーカーでも、間違いなくフィットすること請け合いです。

楽しい暮らしだよなぁ。。自分もそれが実現できたら…(遠い目)
頑張らなきゃ。

ではまた!

藤岡備建の本家HPは→コチラ


2013年10月3日木曜日

トム&ジェリーに見るアメリカの住まい


皆さんこんにちは。特命管理人Nです。

今日はいきなり「あの」アニメから始まりました。
そう、Tom & Jerryです。そうですね、あらゆる世代の方がご存知かとは思いますが、
特に今40代以上の方はよくテレビで見た記憶をお持ちかも知れませんね。

ご紹介した映像は"Flirty Birdy”というタイトルの作品で、1945年の制作とされています。
内容は例によってユーモラスなドタバタ劇で、セリフもないので誰が見ても楽しめます。
実は我が家にあるDVDにも収録されている作品で、我が家の5歳児もよく見ています。

先日も久々に子供にせがまれ、引っ張り出して再生したのですが、見ていて「あっ」と思いました。
というのも、この作品は屋外が舞台でして、開始から3分30秒あたりで家が描かれているのですが、その家が…

「当社が作る家とほとんど同じだ!!」

アニメでは家の全体像は出てきません。壁と、屋根と、窓が少し。
でも、あの屋根の傾斜と形状、重なり合う壁、シャッターがついた窓…。
ディテールと素材感はもちろん少し現代と異なります。
当時の建材は全て木製、今は耐久性を考慮して樹脂製が主流とはなっていますが、
その造形美は、今私どもが皆様にお届けしている住まいと何ら変わりません。

改めて、アメリカという国はいい意味で保守的なんだな、と思いました。
アニメが制作されたのは1945年。昭和で言えば戦後すぐの時代。
アニメに出てきたような家は、今でも普通にアメリカの郊外に建っています。
その時代の住まいの造形美が、21世紀の現代に脈々と受け継がれている。

日本でも伝統的な純和風の住まいは家づくりの選択肢の一つになっていますが、
新築住宅の中で考えると、存在感としてはやや特殊な部類に入る気がします。
でも、Tom & Jerryに出てくるような、当社が作るような住まいは、
アメリカにおける住宅の中では今だに主流のひとつと言えましょう。

iPhoneをはじめ、世界を席巻するアイテムを数多く生み出しながら、
一方では長く一つのデザインを愛し続ける伝統を持つ国。
それがアメリカ合衆国なのではないでしょうか。

建材の約8割をシアトルから輸入し、
アメリカからそのまま運んできたかのようなデザインでつくりあげる私どもの輸入住宅。

いくつもの時代を超えて愛され続ける住まいに流れる、あの国の空気。
最新のアイテムも、ヴィンテージ雑貨も似合う住まい。

当社がつくる住まいには、大陸の伝統が生きています。


…クサいセリフで締めとなりました。。
オチはありません。
でも本当にアニメみてびっくりしたんですよ。。


ではまた!

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