2015年3月30日月曜日

輸入住宅に欠かせない「バランス」


皆さん、春です!いよいよ春が!
毎年のことながら、信州の冬は寒かった…。

などと言うと東北や北海道の方々に怒られそうな気もしますが…。
でも庭木の冬芽が膨らんできているのを見ると、何だか気持ちがホッとします。

そんな訳で間もなく4月!保育園で、幼稚園で、学校で、働く場で、新しい年度を迎える方も多いかと思います(そうでない方はごめんなさい!)。緑豊かな季節、そしてその後にやってくる夏に向けて、張り切って参りましょう!

さてさて、そんな前置きとは全く関係ないのですが、今回は「輸入住宅のバランス」についてのお話です。これは、先日弊社社長と話していた時に社長が力を込めて私に説いてくれたことでもあるのですが、改めて考えると輸入住宅を建てる私たちにとっても、住まわれるお客様方にとっても大事な視点だな、と感じました。



まずはちょっとこの4分弱の動画をご覧ください。米国カリフォルニア州のバーバンクという街の住宅地で撮影された1940年代の映像です。場所はロサンゼルス市の北。私も1990年代に繰り返していたアメリカ貧乏旅行の途中、レンタカーで通り抜けたことがある街です。


いかがでしたか?ゆっくり走る車から撮影された映像に住宅がいくつも見ることができたと思います。走っているクルマはさすがにクラシカルなモデルばかりですが、住宅そのもののシルエットについては、現在とあまり変わらないんじゃないかな、というのが私の率直な感想です。

今でも後からでもいいのですが、もし弊社の住まいの資料か、もしお持ちでなければ弊社のウェブサイトで藤岡備建の住まいをご覧になってみて下さい。ひょっとしたら既に感じていらっしゃる方がおられるかも知れませんが、映像に出て来る家々と変わらない雰囲気が弊社の建物から伝わってきませんか?


ご紹介した映像はモノクロですので、色は見ることができません。でも、同じイメージが伝わってくる。これは映像の中の世界から60年以上経った今でも変わらない「アメリカの典型的な建物のバランス」をしっかりと踏襲しているからだと考えます。

建物の大きさに応じた屋根の勾配と角度、窓の大きさなど寸法面はもとより、各部で用いる部材のデザインなど感覚的なものまで含めた総合的なもの。すみません、なかなかうまく言葉で表すことができないのですが、これらの要素をしっかりと踏まえた設計がなされなければ、きっと映像の中の建物と見比べた時にちょっとした違和感を覚えるのではないかな、と思います。

これは弊社の「家づくりのポリシー」でもあります。極端な物の言い方をしてしまえば、どんな作り方をしても現代の住まいであれば夏暑く、冬寒い信州でも不自由を感じることなく暮らすことはできるでしょう。でも、弊社が作る住まいは少なくとも戦前から今に至るまで米国で親しまれてきた様式を今に伝える建物です。主に欧州からの移民で形成された国の人々が、家族で楽しく、快適に暮らすためにずっと親しんできた建物。部材の材質は耐久性の高い物に進化していても、変わらぬ雰囲気を湛えた建物。せっかく輸入住宅を考えるなら、日本の皆様にもその味わいを感じてもらいたい。藤岡備建はそう考えています。

長野市・W様邸。アメリカと同じ青い空が建物を照らします。

それにしても、ヨーロッパやアメリカは住まいに関しては良い意味で保守性が高いと改めて感じています。もちろん、中には非常に前衛的なデザインの住まいもありますが、アメリカの郊外に行けばまだまだ伝統的な住まいが並んでいます。車のデザインの変遷に比べれば驚くほど長く変わっていない分野だな、と思いました。

ちなみに4月に入りましたら弊社社長が久々に米国に渡り、現地の住宅街を視察してくる予定です。保守的な中にも最新の技術が生まれていないか、自社の家づくりにさらに深みを与えられる要素がないか、しっかりと吸収してこようと意気込んでいます。またこちらでもご紹介しますね。

ではまた!
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2015年3月20日金曜日

2×4住宅のリフォームって?


皆さんいかがお過ごしですか?
3月も半ばを過ぎ、めっきり春らしくなってきました。それに伴って花粉症の方もいらっしゃるかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

春は社会人も、学生さんも、人生の節目を迎える方が多い季節。私も知人やその家族が卒業、進級、就職で新たな道へ踏み出していく様子を目にして、感慨深い気持ちになることが少なくありません。我が家には2人のチビッ子ギャングがいるのですが、彼らもいずれ巣立っていくのだなぁ…(少し遠い目)。

…と、私の話はさておき。

そこで暮らす方に節目が訪れるように、住まいにも節目の時期がやってくることがあります。例えば、お子さんが進学や就職で独立され、暮らす人が少なくなった。また、長く住むうちに今までとは違う間取りにしたくなった、などということもあるでしょう。そんな時、多くの方が思い浮かべるのが「リフォーム」です。

ここでお伝えしたい事が一つ。

実は、本当にたま~になのですが「2×4工法の家って、リフォームできないんですよね?」とお客様からのお尋ねをいただくことがあります。

結論から申しますと、全くそんなことはありません。基本的なルールさえきちんと守れば、2×4住宅はむしろ合理的で自由なリフォームが安全に行えるのです。

「枠組壁工法」とも呼ばれる2×4住宅は、文字通り「壁」による「面」で家を支えています。壁には建物の重量を支える耐力壁とそれ以外の壁があり、この耐力壁さえ動かさなければ、そのほかの間仕切り壁などは自由に動かすことが可能なのです。耐力壁の下部には必ず基礎があり、その場所は設計図面に明確に示されています。なので、リフォームを行う時に間違って耐力壁を壊してしまうような危険性も極めて少ないと言えましょう。

藤岡備建の輸入住宅=柱を用いない2×4住宅は、空間デザインの自由度も高い住宅です。新築のプラン作りの時に将来のリフォームを想定してもよし、住み続けた後に必要に応じたリフォームを検討するのもよし。このフレキシブルさが大きな魅力の一つです。


長野市・T様邸


もしもっと詳しくお知りになりたい方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。

ではまた!

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2015年3月4日水曜日

ガレージにアメリカンなツールチェストを



皆さんいかがお過ごしですか?
いよいよ3月!長野県では大規模な停電もありましたが、いよいよ春近しといった感じですよね。明るい季節の到来を私管理人Nも心待ちにしているところです。

さてさて、春となれば車好き・バイク好きの方々は段々ソワソワしてくるのではないでしょうか?これから来る桜、そして新緑の季節。春風を感じながらのツーリングは格別です。弊社のお客様に愛用して頂いているガレージでも、ツーリングの前や後の整備、そして趣味のカスタムに勤しむなど、冬場に比べて忙しさが増してくることでしょう。

ガレージの中での作業が忙しくなってくると、当然ながら増えて行くのが工具類。ツールが増えるにつれ、必要性を増してくるのがそれら工具類の収納場所です。

真っ先に思い浮かぶのはホームセンターに売っている工具箱ですよね。手軽です。安価です。もう今すぐにでも買いに行けちゃいます。しかも、工具もきちんとしまえます()

いや、ホームセンターで手に入る工具箱だって立派に務めを果たしていることは言うまでもありません。実際、私も自宅で使っています。でも、でもですよ!せっかくアメリカンなガレージに愛車を収めているのなら、工具を収納するものもアメリカンにしませんか!?

ジャーン!ここでこれらの写真をご覧ください。

このアメリカンなフォルム!
上部に乗っている部分をセパレートで使えるようです
下部だけ独立させるとこんな感じ。一番上に細かなビスやナットを置いておけそうですね♪


いかがです?これは毎度おなじみ米国ホームデポのサイトからお借りしてきたツールチェストの写真です。いやー、いかにも向こうのお父さんたちが日曜日に車のエンジンフード開けて車をいじってる傍らにありそうな感じです。しかも、収納引き出しが11段もあるので、あらゆるものが収納できちゃいます。そしてキャスター付き。作業している場所の近くに引っ張って移動できます。

気になるお値段は298ドル!今の日本円にして3万6000円弱。そんなにバカみたいに高い物でもありません。

ここで聞こえてきました。

「向こうのホームセンターで売ってたって、どうやって持ってくるの?」

というお声が!

ご安心ください。折に触れてお伝えしていますが、弊社にご相談頂ければ現地で買い付けて日本に輸入することが可能です。ネットで見た「あのアイテム」を、お届けできるのは弊社が現地スタッフを米国に置いているから。なので、お客様の様々なご要望におこたえできるのです。

アメリカンなガレージに、アメリカンなツールチェスト。雰囲気満点なガレージライフ、悪くないと思いますよ。

ちなみに上記製品の掲載ページはコチラ。他のページにも色々ありますので、見ているだけでも楽しいですよ(^_^)
27 in.W 11-Drawer Tool Chest and Cabinet Set


ではまた!
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