2015年2月1日日曜日

「輸入住宅を設計する」ということ



皆様いかがお過ごしですか?
多少日は長くなったものの、相変わらず寒いです。早く春にならないかなぁ…。
私・管理人Nは贅肉という断熱層が厚いはずなのに、寒さに弱いのです()

さて、冗談はさておき、今日は住まいの新築に決して欠かすことのできない要素の一つ、「設計」について私が思う事を書いてみたいと思います。

住まいを建てる時、絶対に必要な要素。それは「設計」です。例外として、完全に規格が決まっていて同じ設計図で何棟も、なんていう場合もあり得る話ですが、それはさておき…。

和風・洋風・輸入住宅、様々な住まいがありますが、住まいを新築されるお客様が10人いらっしゃれば、それぞれの方々がそれぞれ異なる背景をお持ちです。ご家族の構成や、好み、ライフスタイル、敷地の形状、そしてご予算。そして、その異なる背景のもとにそれぞれのお客様が「夢」を描かれています。ビルダーはその思いをしっかりと受け止め、全力でこたえなければいけません。

当社はUSAの雰囲気をそのままに、日本で楽しく快適で心豊かな暮らしを送って頂ける住まいをつくる輸入住宅ビルダーです。アメリカにゆかりの深い趣味や好みをお持ちの方にはそのライフスタイルをさらに充実してもらいたい、また、そうではない方でも、アメリカの住まいの洗練されたスタイルや大らかで合理的な魅力を感じてもらいたい、と願いながら家づくりに取り組んでいます。これを実現するためには、ご相談いただいたお客様に「満足していただける設計」が不可欠だと考えます。

例えば、「アメリカ旅行に行った時に買った雑誌に載っていた住まいのような雰囲気にしたい」。例えば、「映画に出てきた、あの家のようなガレージを備えたい」、「テレビでシリアルを取り出していたあのキッチンが」…etc。こうした思いにおこたえするには、私たち自身がアメリカの家づくりを深く知り、さらに日本で快適に暮らせるような住まいを設計しなければなりません。

私たちは独立した輸入住宅ビルダーです。どこかに本部があるフランチャイズの施工店ではありません。アメリカ・シアトルに現地スタッフを置き、様々な資材をアメリカから直接輸入しています。設計士でもある弊社社長は北米での住宅建築経験を持ち、今でも定期的に渡米して進化するアメリカの家づくりや資材について新しい知識を蓄え続けています。そして、何と言ってもアメリカの住まいが「好き」なのです。

以前、弊社で建てさせて頂いたお客様から「藤岡備建さんは、問題解決力があるよね」とのお言葉を頂戴したことがありました。そのお客様は長く海外での生活を経験され、住まいそのものに対する知識が豊富で資材についての造詣も深い方でした。ご提案した設計プランやデザインを大変気に入っていただき、住まいづくりを進める中で頂戴したご要望に対しても全力でおこたえ致しましたが、中には「ここはこのようにして、こうしてみたらいかがですか。より安価に且つスタイリッシュにできますよ」とアドバイスさせていただいた点もありました。「ちょっとそれは難しいですね」と申し上げてしまうのではなく、少しアプローチを変えて少しでも思いに近い答えをご提案する。そんな姿勢を「問題解決力が高い」と評価していただけたことは、輸入住宅ビルダー冥利に尽きると本当に感激したことは記憶に新しい出来事です。

弊社社長は、設計に取り組む際に「集中していると、不思議と何かが降りてくる時があるんだよ」と言っていたことがあります。私は、それは決して不思議な事ではなく、今までの経験の中で蓄えられたたくさんの「引き出し」から無意識のうちに最適な設計アプローチが導き出されているのだと思っています。

ぜひ「設計に自信はありますか?」と聞いて下さい。自信をもって「自信あります!」とおこたえしたいと思います(シャレじゃないですよ…)。

実際のお客様にご提案したパース。大変喜んでいただきました。

ではまた!
藤岡備建の新しいウェブサイトは→コチラ
弊社が全力で思いにおこたえした建築実例や、お客様の声も掲載していますよ!

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